シリアルポートとは

 現在のパソコンでは、さまざまなシリアル通信が使用されています。

 本サイトではシリアルポート(COMポートを)使用するシリアル通信について説明しています。

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シリアルとパラレル

 コンピュータで通信する方法にはシリアルとパラレルがあります。

 パラレル通信(並列通信)は一度に複数ビットの信号を同時に使用して通信するもので、パソコンのバス(32ビットとか64ビット)やプリンターポート(セントロニクス)などがあります。

  利点:一度に大量データを使用するので通信速度が早い。

  欠点:配線が多くなり長距離に伝送には向かない。

 シリアル通信(並列通信)は一度に1ビットの信号を使用して通信するもので、イーサネット、COMポート、USBなどがあります。

  利点:配線が少なく長距離向き。

  欠点:1ビットづつ転送するので、通信速度が遅い。

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シリアルとモールス符号

 モールス符号というのを聞いたことがありますか?。

 ツートントン、ツーツー、トンツーツー、昔の無線通信で使用する通信方法です。

 映画の「タイタニック」で緊急遭難信号SOSを発信したやつです(ちなみに、SOSを世界で最初に発信したのも「タイタニック」です。

 トントントン(S)、ツーツーツー(O)、トントントン(S)のように一文字ずつコードが決まっていて通信することができます。

 シリアル通信でSOSを通信すると(8ビットコードと仮定)して、

  それぞれの文字をアスキーコードに変換し16進にするとSは53H,Oは4FHになります。

  今度はそれぞれのコードを2進数に変換して53H=01010011、4FH=01001111となります。

文字SOS
16進53H4FH53H
2進01010011 01001111 01010011

  これをシリアル信号に直して1ビットづつ送信します。0がツー、1がトンとすると

  ツートンツートンツーツートントン(S)、ツートンツーツートントントントン(O)、ツートンツートンツーツートントン(S)、となります

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シリアル通信速度

 9600bps(ビーピーエス)[BitPerSecond]というのを聞いたことがありますか?

 毎秒9600ビット分のデータを送ることができる速度です。

 特殊な場合を除きCOMポート通信では以下のものが使用されています。

一般的なシリアルポートの通信速度[bps]
X1X2X4X8
50 100 200 400
75 150 300 600
110 220 440 880
150 300 600 1200
300 600 1200 2400
600 1200 2400 4800
1200 2400 4800 9600
2400 4800 9600 19200
4800 9600 19200 38400
9600 19200 38400 76800
14400 28800 57600 115200
19200 38400 76800 153600
38400 76800153600 307200
57600115200230400 460800
115200230400460800 912600

 X1は一般的なパソコンから直接出力できる通信速度です。

 X2〜X8は増設用ポートなどで設定できる通信速度です。

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